4月にキャセイパシフィックのエコノミークラスに乗って香港経由でパリに行ってきました。

この記事は以下のような人にお勧めです。
- 初めてキャセイに乗るけど色々スムーズに行くか不安
- 実際にキャセイの便に乗った人の話を聞きたい
キャセイといえば香港のフラッグキャリアとして有名ですが、そのキャセイの路線の中でも最も力を入れている路線の一つがヨーロッパ路線。
せっかくなら香港発のフライトを目一杯楽しみたいですよね。
この記事では実際にキャセイのエコノミークラスに乗ってパリに行った搭乗記をお届けします。
この記事を見ていただくことで、実際のキャセイのフライトをイメージしやすくなりフライトに対する不安も払拭されるはずです。
是非最後まで読んでいってください。
基本情報|キャセイのエコノミークラスでパリへ
まず私が乗ったフライトの基本情報に関して整理します。
- キャセイパシフィック航空 CX261 HKG-CDG
- 出発時刻00:05 – 到着時刻07:50
- エコノミークラス
- 飛行時間:約13時間
- 機材:A350-900
キャセイのヨーロッパ便は基本夜に出発して、現地の朝に到着というパターンが多いですね。
日本から乗り継がれる方は、夕方ごろに日本初のフライトに乗るのが時間的にはちょうど良さそうです。
実際にキャセイのエコノミークラスでパリまで行ってみた
ここからは私が実際に体験したキャセイパシフィックの長距離線の搭乗記をお届けします。
結論から言うと、エコノミーであったとしてもとても快適に過ごすことができました。
と言うのもキャセイにはかなりの数の機内エンターテイメントが備わっており、飽きることがなかったからです。
また深夜便ということも相まって、多くの睡眠をとることができました。
キャセイの手荷物預け機でチェックイン
基本的にはエコノミークラスのお客さんは自分でチェックインを行います。
香港空港には自動手荷物チェックイン機なるものが存在し、以下の手順でチェックインを行います。
- 搭乗券発行
- 手荷物タグ発行
- タグを荷物に自分で貼り付け自動預け入れ機のレーンへ
- 画面の指示に従い荷物を預ける
回りにキャセイの制服を着たアシスタントの方がいますので、分からなければ彼らに聞きましょう。

深夜出発ということもありカウンターはそこまで混んでいませんでしたが、昼のピーク時にはこのようなステータスが威力を発揮するでしょう。
ゲートへ向かいいざキャセイのA350に搭乗!

荷物を預け入れ、出国審査も済ましたらゲートに行きます。
ゲートではすでに最終搭乗の案内がされていました。

飛行機の出発時間は飛行機が動き出す時間ですので注意しましょう。最終搭乗案内までにはゲートに到着しているようにしましょう。
【余談】時間に余裕があればラウンジに行くのもあり
チェックインを済ませて時間に余裕があるのであればラウンジでゆっくりするのもオススメです。
というのも、出発前のひと時をどのように過ごすかで旅全体の満足度が大きく変わってくるからです。

私もちょっとお酒を飲みながら仕事をしたり、マッサージを受けたりなどリラックス時間を過ごすことができ、出発前のラウンジに行く時間が大好きになりました。
「でもラウンジって限られた人しか入れないんでしょう?」
このように考えている方もいるかもしれません。私も以前は同じように考えていました。
しかしあるカードを契約してからは、そのカードを利用してお得にラウンジを利用しています。
それが「Priority Pass」。
Priority Passを利用すれば世界1700箇所以上のラウンジが利用可能になっちゃうんです。
ではどうすればPriority Passをゲットできるのか。以下の方法があります。
- 約7万円払ってPriority Passの会員になる
- クレジットカードの附帯でPriority Passを利用する←オススメ!
おすすめはクレジットカードの附帯サービスでPriority Passを契約すること。定額の年会費でPriority Passを持つことができます。

私個人的には「楽天プレミアムカード」の発行をオススメしています。
年会費11,000円がかかりますが、年5回まで無料でラウンジ利用できるPriority Passを発行することができます。
「年5回」と聞くと少ないように感じるかもしれませんが、年に数回しか海外に行かないという方にとっては十分でしょう。

年何十回も旅行する私も楽天プレミアムカードを利用してPriority Passを発行しています。半年経った今残りはあと2回。
もし利用回数がなくなっても、有料でラウンジ入室を購入することも可能です。
>>詳しくは下記リンクよりどうぞ
楽天プレミアムカードキャセイのエコノミークラスシートはこんな感じ
最終搭乗案内だったので急いで乗り込みました。
フライトはほぼ満席でしたが、幸いにも私の隣には人がいませんでした。

座席は窓側。
シートピッチは拳2個分くらいは余裕であったはずです。かなりゆったりしていて快適でした。
座席には予めブランケットと枕が用意されていました。

枕があったのはでポイント高いですね。普通に枕としても使えたし、腰のクッションとしても使いました。
キャセイの機内エンターテイメントはとても充実
各座席にはタッチモニターが設置されており、結構キレイでした。
気になる機内エンターテイメントですが、キャセイはかなり充実しています。
実はキャセイは2023年に航空会社格付け会社のSkytraxによって「世界で一番機内エンターテイメントが充実している航空会社」として選ばれました。

映画やドラマはもちろんのことライブ配信も見ることができます。

私はイギリスのプレミアリーグをみていました。
お待ちかねの機内食サービス

座席についてしばらくするとメニューが配られました。
エコノミークラスでもメニューが配られるのはありがたいですね。

私が選んだのは鴨肉とライス。香港料理みたいですね。
もう一つのチョイスはミートローフでした。そっちも美味しそうですね。

もちろん食後にはハーゲンダッツ。キャセイといえばですね。


間食にはカップヌードルとエッグタルトをいただきました。


機内で食べるカップヌードルってなんであんなに美味しいんでしょうね。エッグタルトも最高でした。でもどうせなら香港ミルクティーといただきたかった。

到着の数時間前になると朝食のサービスが始まりました。

私が選んだのは香港式点心と焼きそば?のようなもの。
朝ごはんにはちょうどいい量でした。
ちなみにもう一つのチョイスはエッグスフレでした。

せっかく香港の航空会社に乗っているので中華を頼んでしまいましたが、洋食も美味しそうなので次回はそっちも検討しよう。
13時間のフライトもあっという間に到着

朝食も食べ終えてゆっくりしていたら着陸準備が始まりました。
終わってみると13時間のフライトはあっという間でしたね。

アジアの航空会社が多く駐機していたので、イミグレーションは若干混んでいました。春節などの繁忙期はもっと混むかも?
まとめ|キャセイがお勧めな人、注意点
ここまでキャセイパシフィックのエコノミークラスに乗って香港からパリまで行った搭乗記をお届けしてきました。
実際に乗った経験から「こんな人にはキャセイオススメできるな」とか「こんな人には向かないな」ということに気がつきました。
それが以下の通り。
- 香港式サービスを体験したい人
- 機内から海外を感じたい方
- ある程度のサービス品質を保証して欲しい方
- 機内での映画鑑賞などを楽しみにしている方
- 香港での乗り継ぎをしたくない方(実は簡単)
- 英語でのコミュニケーションに不安がある方(日本人CAもいたりします)
- 懇切丁寧なサービスを求める方(確かに日系と比べれば多少雑ではある)

個人的には、いろんな国のCAさんが在籍していて国際感溢れる面白い航空会社だと思います。
個人的にはオススメできますが、一方で注意するべき点もあります。
それはやはり「香港での乗り継ぎ」という点。
というのも、香港空港は横にとても広く、もし乗り継ぎゲートが遠い場合は迷ってしまう可能性もあるからです。

事実、私がエミレーツ航空で働いていた際も「乗り継ぎに間に合いませんでした」と言ってくる方がいました。広い香港空港ならなおさらその確率は上がるでしょう。
そこで皆さんが乗り継ぎを間違わないように香港空港の乗り継ぎに関して解説した記事も用意しています。合わせてご覧ください。
この記事が少しでもみなさんの不安解消に繋がれば幸いです。
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