この記事では、キャセイパシフィック航空のプレミアムエコノミーの搭乗記を紹介します。

この記事は以下の疑問をお持ちの方におすすめです。
- どんなサービス・特典が受けれるの
- キャセイのプレエコを選ぶ価値はあるの
- キャセイのプレエコの評判は?
- 実際に体験した人のリアルな感想を知りたい
今では多くの航空会社がプレミアムエコノミーの座席を提供しています。ゆったりとした座席で、エコノミーよりも良いサービスを受けることができ、今人気になっています。
一方で、航空会社によっては「正直エコノミーと変わらないじゃん」と思うような座席・サービスがあり、「お金を無駄にした」と感じてしまうこともあるそうです。
この記事では、私が実際にキャセイパシフィック航空のプレミアムエコノミーに乗った搭乗記をお届けします。
私が体験したことを画像も合わせて紹介しますので、この記事を見ていただければ納得感・安心感を持って航空券を予約できるようになるはずです。
フライト情報
- キャセイパシフィック航空
- 成田→香港
- プレミアムエコノミークラス
- 相場約17〜20万円
キャセイのプレミアムエコノミーを長距離線で乗ったこともあります。下記記事を参照してください。
キャセイのプレエコ基本情報、エコノミーと何が違う?
多くの航空会社がプレミアムエコノミーを提供している中、キャセイのプレミアムエコノミーはエコノミーと具体的に何が違うのでしょうか。
結論、以下の通りです。
- チェックインカウンター:専用レーン
- 搭乗の順番:ビジネスクラスの後、エコノミーの前
- 座席:配列2-4-2(エコノミーは3-3-3でプレエコの方が1席分少なくゆったり)
- 機内食:陶器で提供、クオリティも高い
座席の比較を見てみると、以下の通り。


左(上)はプレミアムエコノミー、右(下)がエコノミー。こう見るとエコノミーでもかなりゆとりあるように見えますが、プレミアムエコノミーはもっと余裕があります。
【搭乗レビュー】キャセイのプレミアムエコノミーに乗った感想

キャセイのプレエコは「空港での利便さ、座席の快適さ、美味しい機内食」が魅力です。
実際に体験してきました。
キャセイのプレエコ体験は空港から
さて、空港につきました。空港に着いたらまずはチェックインです。
キャセイは出発時間の24時間前になるとオンラインチェックインができるようになります。
あらかじめチェックインを済ませて搭乗券を発券しておくと手続きがスムーズになり便利です。
預け荷物がない場合はそのまま出国可能です。
空港でのプレミアムエコノミーならではの体験としては具体的には以下の通り。
- チェックイン時プレミアムエコノミーのレーンを使用可能
- 搭乗時もプレミアムエコノミーのレーンで優先的に搭乗可能

私は預ける荷物がなかったので、オンラインチェックインを済ませて、カウンターによらずにそのまま出国しました。
さてチェックインが完了したので、出国をして搭乗ゲートに向かい、時間が来たら搭乗開始です。

搭乗ゲートにはプレミアムエコノミーのレーンが設定されています。(画像は中部国際空港。成田で撮るの忘れました。)
搭乗順序は以下の通り。
- 最上級会員 → ビジネスクラス → プレミアムエコノミークラス → エコノミークラス

飛行機に乗り込んだ時に「列に詰まって全然動けない・・・」ということがなく、スムーズに座席につけました。
いざ搭乗!座席の快適度は?
実際に搭乗し、座席につきました。座席に座った瞬間、エコノミーとは全然違うと思い知らされます。
- 広いシートピッチ
- 座席に備わっているパーソナル読書灯
- エコノミーにはないフットレスト
- 深いリクライニング
- 本格的なヘッドホン

キャセイのプレミアムエコノミーの座席は広くて大きくて快適です。一昔前のビジネスクラスと同じような感じです。


特にレッグレストと深いリクライニングのおかげで、フルフラットのベットにはならないものの、エコノミーよりも格段と良い睡眠体験を得ることができました。

座席横にはリクライニングやレッグレストなどを調節するボタンがありました。電動で動く感じではありませんでした。
自重を使ってリクライニングなどを調節します。

ちなみに座席にあらかじめ備え付けられているヘッドホンも、かなり良いものになっています。
ノイズキャンセリングが搭載されているのか定かではありませんが、遮音性はかなり高いです。

私は機内食の時CAさんの声がけに気が付きませんでした。
お待ちかねの機内食!エコノミーより豪華
キャセイのプレミアムエコノミーで提供される機内食は、エコノミークラスと差別化されており美味しかったです。
- 大きなトレイで運ばれる
- お皿とかは陶器製
- パンが美味しい(温められているのがポイント)
- メインもクオリティ高い
成田→香港線で実際に提供されたのが下記画像。

陶器で提供されて高級感ありです。

ちなみに私は洋食の方を選択しましたが、もう一つは香港の航空会社らしく点心でした。
飲み物に関しては、エコノミーと同じ。ジュース・ソフトドリンク類など基本的なものは揃っています。ビールとかお茶もありました。
あっという間に到着!香港空港での乗り継ぎは?
機内食のサービスが終わってゆっくりしているとあっという間に香港に到着しました。
プレミアムエコノミーはエコノミーの乗客よりも早く飛行機から降りることができます。

飛行機から降りたらグランドスタッフの方が乗り継ぎ情報のモニターを持って待っていました。乗り継ぎがある方は参照しましょう。

乗り継ぎがある方は上記画像の看板を参考に「転機」の矢印に向かって進みます。

私は香港までなのでそのまま入国しました。香港空港の乗り継ぎに関しては下記記事でまとめていますので参考ください。
キャセイのプレエコは世界的にも評価高め
実はキャセイのプレミアムエコノミーは世界的に見ても評価は高いです。
エアラインレーティングで有名なSkytrax社が発表したランキングによると、実はキャセイのプレミアムエコノミーは、2024年世界で8位でした。

ちなみに、1位はJAL。ANAは6位。
世界に数多くある航空会社の中で、キャセイパシフィックは世界8位ということを考えると、世界的な評価は高いと言えるでしょう。
日系航空会社とキャセイのプレエコの違いは?
JAL・ANAも香港線はあり、プレミアムエコノミーの座席もあります。
日系航空会社とキャセイのプレミアムエコノミーの主な違いとしては以下の通りです。
日系航空会社 | キャセイパシフィック | |
機内食 | 基本エコノミーと同じ | 陶器の器 豪華になる |
ラウンジ | 利用可 | 利用不可 |
優先チェックイン | プレエコカウンターあり | プレエコカウンターあり |
優先搭乗 | JAL Group3 ANA なし | ビジネスクラスの後 |
世界的評価(Skytrax社発表) | JAL 1位 ANA 6位 | 8位 |
機内食を重視する方にはキャセイのプレミアムエコノミーはおすすめできます。
ラウンジとか優先搭乗とかはステータスがあれば利用できますが、機内食はそのクラスに乗らなければ食べることができないからです。

JALやANAではプレエコに乗ればラウンジが利用可能なので、それで十分という方は日系航空会社でもいいかもしれませんね。
まとめ|長距離線ならもっとオススメなキャセイのプレエコ
キャセイパシフィック航空のプレミアムエコノミーに乗った結果、香港までとても快適に移動することができました。
- 空港での体験
- 座席ピッチの広さ
- 良い機内サービス
上記のこれらがあったからです。
ただ本音を言うと、日本から香港くらいの短距離ならエコノミーでも十分とも感じました。
プレミアムエコノミーの価値が出てくるのはやはり長距離線。
特に7時間以上も飛行機に乗っているようなフライトだと、座席の広さや機内サービスの差というものが大きくなり快適性に大きな影響を与えます。

実際にマドリードから香港までキャセイのプレエコで移動した際は疲れが段違いに少なかったです。実際の体験は下記の記事からどうぞ。
今後、キャセイのプレミアムエコノミーで旅行を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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