ついにSFC修行を始めましたのでその感想をレポートしていきます。

この記事は以下の人にオススメです。
- SFC修行を計画していて、挑戦してみたいけど迷う
- 効率よくPPを獲得して修行を達成したい
- その過程もできるだけ快適に安心して進めたい
SFC修行を考えていて現在計画中の中には「年齢とか体力的にこの旅程達成できるかな」と不安になっている方も多いでしょう。
私は現在SFC修行の真っ最中で、羽田ー那覇を1日2往復、4レグ飛行していますが、正直きついです。
この記事では、私が実際にSFC修行を行なって感じた「辛いポイント」と「こうしておけばよかった」という後悔ポイント、そしてこの旅程はどんな人にオススメなのかというところまで解説していきます。
この記事を読んでいただくことで、無理のないご自身にあったSFC修行計画を立てることできるようになります。
是非最後まで読んでいってください。
SFC修行とは?|1日4レグの意味と目的

SFCとは「スーパーフライヤーズカード」の略のことで、ANA会員の中でも限られた人のみが入会できる会員制のクレジットカードです。
SFCを取得するには、ANAのプラチナステータス以上を目指すことになります。
そしてプラチナステータスを達成するには以下の条件を達成する必要があります。そしてこの条件を満たすための飛行機搭乗計画を界隈では「SFC修行」と呼びます。
- 5万PP以上を獲得←多くの人はこっちで達成
- 3万PP獲得、およびANAカードまたはANApayの決済額合計が400万円プラス、ANAの7つ以上のサービス利用を達成
そのPPを手っ取り早く貯めるには、比較的PPが高単価な路線に何回も乗ることがオススメです。
その代表例が「羽田ー那覇」路線。
1日に10便以上運航され、1日に4レグすることが可能です。つまり、1日に2往復することが可能なのです。
そのため、この沖縄路線は那覇空港の3レターコードにちなんで「OKAタッチ」という名称で、SFC修行をする方に人気です。
今回、実際に利用したSFC修行ルート・実際にかかった費用

今回私がSFC修行に利用したルートは「羽田ー沖縄」のみ。かかった費用は合計443,700円、それに加えて空港までの交通費と飲食代もろもろです。
ルート選定の理由は単純で「最短最速でSFC修行を達成」できると考えたからです。
実際にかかった金額や予約クラスをまとめた表が以下の通りです。
項目 | 内容 |
修行ルート | 羽田↔︎沖縄(8日間:2往復、最終日:1往復) |
実施日数 | 9日間 |
合計搭乗回数 | 34レグ(4レグ x8日+2レグx1日) |
予約クラス | スーパーバリュー75 |
片道運賃 | 13,050円 |
合計航空券代 | 443,700円 |
片道あたりのPP | 1,476PP |
合計PP | 50,184PP |
PP単価 | 8,84PP ( 443,700円 ÷ 50,184PP) |

那覇空港についてからどんな動線なのか分からなかったので、乗り継ぎ時間は1時間くらいを目安に取りました。
SFC修行1日4レグの実際の疲労感&タイムライン公開

1日4レグを8日間こなしましたが、結論、かなり疲れました。。。
理由は当然、長時間のフライトタイムと拘束時間、そして睡眠不足です。
下記は私の1日の旅程です。この旅程を8日間繰り返すことになります。
- 4時起床
空港に向かいます。
- 5時半空港到着
ご飯を買ってそのままゲートへ
- 6時25分①NH461搭乗
9時5分那覇着
- 11時②NH462搭乗
13時25分羽田着
- 14時45分③NH475搭乗
17時25分那覇着
- 19時④NH476搭乗
21時25分羽田着
- 23時半帰宅

1日の合計フライト時間は約10時間。乗り継ぎ含めた拘束時間で見たら、17時間程度あります。それを8日間。そりゃ疲れるわ。
やって良かったこと|失敗・後悔ポイント

ここからは私がSFC修行を通じて「これをしておいて助かった」や逆に「これをしておいたら良かった」という後悔ポイントを紹介していきます。
まずはやって良かったこと
- ANAアプリのダウンロード
- 日帰りにしたこと
- 閑散期を選んだこと
- 楽天プレミアムカードの発行

旅行中のストレス軽減になることは基本的にやって良かったです。
続いて失敗や後悔ポイント
- 連日SFC修行にしたこと
- もう少し乗り継ぎ時間を縮められたこと
- 単調な旅程にしてしまったこと
それぞれ詳しく説明します。
やって良かったこと|ANAアプリのダウンロード
ANAアプリを事前にダウンロードしておくことで、自分の予約・マイル・チェックイン全てを管理することができます。
そのため、空港で毎回チェックインする必要やウェブサイトに行って自分のマイル口座を確認するといった必要がなくなります。

フライトを終えた次の日にはマイルやPPの積算がアプリ上で反映されているので、毎日ANAアプリを開くのが楽しみになっていました。
やって良かったこと|日帰りにしたこと
SFC修行の旅程を「毎日家に帰れるように日帰りにした」こともストレス軽減につながったと思います。
というのも、ただでさえ修行中は睡眠時間が4時間程度しか取れないので、少なくとも自分のベッドで寝ることで良質な睡眠を取れるようにしたのです。
結果、辛い修行の中でも「眠れない」ということはありませんでした。

もしホテルに宿泊して4時間も寝れなかったら今回のSFC修行はより過酷なものになっていたでしょう。
やって良かったこと|閑散期を選んだこと
私がSFC修行の期間として選んだのは閑散期である6月中旬。当然航空券も比較的安かったです。
閑散期を選ぶことで、快適な空の旅になります。
というのも、閑散期であれば座席が満席にならず、高確率で隣が空席だからです。

実際、今回の修行中のフライトのほとんどが隣は空席で足元の空間を広々使うことができました。
また横一列全部空席ということも珍しくなく、その場合は自分の荷物も横の座席に置くことができるので、利便性も高いです。
やって良かったこと|楽天プレミアムカードの発行
楽天プレミアムカードの発行も「やって良かったこと」の一つです。
というのも、楽天プレミアムカードで国内線の空港ラウンジを利用することができるからです。
乗り継ぎ時間が少しだけあって「コーヒーを1杯くらい飲みたいな」と感じた時にすぐにラウンジに入室することができます。

羽田にも那覇にも空港ラウンジがあるので、毎回リフレッシュがてら利用させてもらいました。
>>楽天プレミアムカードに関する詳細は下記から
楽天プレミアムカード失敗や後悔ポイント|連日SFC修行にしたこと
正直、連日SFC修行の旅程をこなすのはかなりしんどかったです。
中でも睡眠不足はかなり深刻な問題だったと感じています。
毎朝4時起床、帰宅は夜の23時。シャワーを浴びて寝ることには日を跨いでいます。

今もう一回旅程を組み直せるなら休息日を設けるか、1日のフライト数を減らすような旅程にしたと思います。
失敗や後悔ポイント|もう少し乗り継ぎ時間を縮められたこと
SFC修行の旅程を考える際、余裕を持って1時間〜2時間弱程度は乗り継ぎ時間として考えていました。
しかし、今考えれば沖縄での乗り継ぎ時間はもう少し短縮できたと後悔しています。
というのも、那覇空港では国内線で到着すればそのまま出発ロビーで次のフライトを待っても良いからです。

私は那覇空港での移動導線が分からず不安だったため、乗り継ぎ時間を多めに取ってしまいました。
羽田発のフライトが遅延をしても折り返しのフライトは「到着機材遅延」を理由に玉突き式に遅延になるのでフライト自体には間に合うのではないかと考えています。
失敗や後悔ポイント|単調な旅程にしてしまったこと
今回のSFC修行は「最短最安値でSFC修行達成」をテーマに掲げていました。そのため修行効率が一番良い「羽田ー那覇」でのルートのみにしてしましました。
結果、単調なフライトの往復になってしまい「飛行機に乗る」楽しさを欠いたSFC修行となってしまいました。

もし次回SFC修行をするのであれば海外発券も視野に入れて「楽しく旅行できるSFC修行」をしたいです。
国内でもPP単価が良いルートは他にもあったので、そういったルートも取り入れたら修行にも刺激が生れたのかなと少し後悔しています。
このSFC修行はどんな人にオススメできる?

繰り返しになりますが、今回のSFC修行で私が選んだルートが羽田ー那覇の17往復です。
毎日2往復し、これを9日間続けます。
正直、かなり過酷な修行となったのですが、それでもこのルートがオススメできる人がいると考えています。
それが以下の通りです。
羽田ー那覇17往復をオススメできる人
- 若くて体力的にタフな人 ←17時間拘束でも平気な人
- 最速最短で効率よく修行を終わらせたい人 ←那覇線なら1日2往復可能
- PP単価を重視する人 ←スーパーバリュー75ならPP単価8.8円

私は仕事の関係で時間も限られていたので、公休と有給を駆使してSFC修行を実施しました。
まとめ|1日4レグのSFC修行、結論どうだったか?

結論、SFC修行自体はやって良かったと感じています。
ANAの上級会員になってスターアライアンスゴールド会員になれたのはでかいですし、今後の旅行がとても楽しみになりました。
また、SFC修行中はかなり過酷でしたが終わってみれば「たった9日間で終えることができた」という達成感もありました。

また、30歳の今だからこの旅程をこなすことができたのもあります。これが40歳とかになるともっとしんどいとなるでしょう。
とはいえ、もし私がもう一回旅程を組み直せるのであればどこかで休息日を設けると思います。
というのも、今回のSFC修行は体力的にかなり過酷だったからです。実際、休憩なしで17時間拘束、睡眠4時間の生活を9日間程度続けいていたので。
もしみなさんがSFC修行の日程を組む際には自身の体力とよく相談され、無理のないSFC修行計画を立ててください。
その際にこの記事が少しでも役に立てば幸いです。
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