4月にJALの最新機材A350-1000のエコノミークラスに乗ってロンドンまで行ってきました。

この記事は以下の方にオススメです。
- JALの最新機材を使ったロンドン線のリアルを知りたい
- JALの最新機材は快適?
- 長距離移動が不安
JALは2024年1月からA350-1000という最新機材を運行しています。当社はニューヨーク線だけでしたが、どんどんと路線を拡大し、ロンドン線までもA350-1000で運行されるようになりました。
「JAL」といえばサービス品質の高さで有名ではありますが、快適なフライトができるかどうかは「客層」などの周りの要因で決まることが多いのも事実。
今回はそんな最新機材で運行されるロンドン線に乗ってきたので、実際のフライトがどんな様子だったのかも含めてレビューをしていきます。
この記事を読んでいただければ、フライトに対する過度な期待、または過度な不安を持つ必要がなくなります。
ぜひ最後まで読んでいってくでださいね。
基本情報|JL43便
私が乗ったJALのフライトの基本情報は以下の通り。
- 日本航空 JL43便 羽田→ロンドン(ヒースロー空港)
- エコノミークラス
- 機材:A350-1000
- 出発時間09:45 ー 到着時間15:50
- フライト時間:約14時間

A350-1000はJALが2024年に導入した新型機材なので念願かなってやっと乗れました。
ちなみにJALのA350-1000の主な特徴は以下の通り。
- 13インチ4Kモニター
- A/C電源完備
- USBポート タイプA・タイプC
- シートピッチ84cm 〜 86cm

こうやって書いているだけでもフライトのワクワクが思い出されます。
JAL最新機材A350-1000でロンドンへ!実際の搭乗レビュー
ではここからは実際に空港からのフライトレビューをお届けしていきます。
空港に着いたらチェックイン!ETAを忘れずに!

空港に着いたら当然ですがチェックインを行います。電光掲示板でJALのカウンターを確認しましょう。

私がカスタマーサービスで働いていた頃、このETAの申請忘れで乗れなかったという人を数多く見てきたのでくれぐれも注意しましょう。
JALのエコノミークラスであれば、基本的に自動手荷物チェックイン機が利用可能です。まずはそちらを利用してみて何か問題があるようならば地上係員が近くにいますので問い合わせしましょう。
手順は以下の通り。
- 自動チェックイン機で手荷物タグ&搭乗券発行
- 自分で貼り付けて自動手荷物預け機械へ
- 指示に従って預け入れ

私の場合はETAを確認する必要があったので、有人カウンターに並びました。結構混んでおり20分ほど並んだと思います。
無事チェックインを完了させて搭乗口へ!
少しバタバタしましたが、ETAの確認も取れて搭乗券をいただき、出国します。
出国はそこまで人もおらずスムーズでした。

ゲートではJALの最新機種A350-1000が搭乗を待っています。かっこいいですね。
【余談】時間に余裕があればラウンジに行くのもあり
チェックインを済ませて時間に余裕があるのであればラウンジでゆっくりするのもオススメです。
というのも、出発前のひと時をどのように過ごすかで旅全体の満足度が大きく変わってくるからです。

私もちょっとお酒を飲みながら仕事をしたり、マッサージを受けたりなどリラックス時間を過ごすことができ、出発前のラウンジに行く時間が大好きになりました。
「でもラウンジって限られた人しか入れないんでしょう?」
このように考えている方もいるかもしれません。私も以前は同じように考えていました。
しかしあるカードを契約してからは、そのカードを利用してお得にラウンジを利用しています。
それが「Priority Pass」。
Priority Passを利用すれば世界1700箇所以上のラウンジが利用可能になっちゃうんです。
ではどうすればPriority Passをゲットできるのか。以下の方法があります。
- 約7万円払ってPriority Passの会員になる
- クレジットカードの附帯でPriority Passを利用する←オススメ!
おすすめはクレジットカードの附帯サービスでPriority Passを契約すること。定額の年会費でPriority Passを持つことができます。

私個人的には「楽天プレミアムカード」の発行をオススメしています。
年会費11,000円がかかりますが、年5回まで無料でラウンジ利用できるPriority Passを発行することができます。
「年5回」と聞くと少ないように感じるかもしれませんが、年に数回しか海外に行かないという方にとっては十分でしょう。

年何十回も旅行する私も楽天プレミアムカードを利用してPriority Passを発行しています。半年経った今残りはあと2回。
もし利用回数がなくなっても、有料でラウンジ入室を購入することも可能です。
>>詳しくは下記リンクよりどうぞ
楽天プレミアムカード搭乗時刻になったのでいざ搭乗!

今回のゲートは113で出国したらすぐの場所でした。
ちょっとコンビニ行ったり、イギリスポンドに両外していたりしたらあっという間に搭乗時刻に。
ゴールデンウィークということもあったので、意外にも日本人の乗客も多かった印象です。

近年日系の航空会社の国際線では日本人は少なくなっている印象でした。
チェックインカウンターでFace Expressの登録をしておくと搭乗時に一般の列に並ぶ必要がなくて便利です。
JAL最新機材の座席紹介

JAL最新機材のA350-1000の座席です。
枕と毛布があらかじめ用意されていました。
シートピッチは84〜86cm、拳2個以上は確実にあるので余裕で快適でした。

モニターは4K対応の綺麗なスクリーン。

USBポートはタイプAとタイプCどちらとも対応可能なものでした。

実はこの座席Bluetooth対応で、自分のイヤフォンを座席のスクリーンに接続することが可能です。Airpods Proとか持っている人はノイキャンが利用できていいですね。

そしてコンセントも分かりやすい場所にありました。

JALはモニターを利用して機内食のメニューを見ることができます。

写真もついているので、実際の機内食がイメージしやすかったです。
機内エンターテイメントの充実度

機内エンターテイメントに関しては、日本語対応でストレスなく見ることができました。
確かにエミレーツ航空やキャセイパシフィック航空はかなり豊富な種類の機内エンターテイメントを提供していますが「英語のみに対応していて字幕もない」ということが多々あり、結局見れるものが限られるということがあります。

「これ見れるんだ!」と思って見ようとしても字幕も言語も日本語非対応だと悲しくなりますね。英語がわかる人は問題ないと思いますが。
その点JALは全て日本語対応なので嬉しいですね。
JALロンドン線で提供される機内食とは
離陸してしばらく経つと機内食のサービスが始まりました。

頂いたのはこんな感じ。

メニューの名前だけ見ると、とても高級に見えますね。

私はパスタを選択。
JALのエコノミークラスでは和食より洋食の方が美味しいと聞いたことがあります。確かにこれは美味しかったですね。

そして食後には「JALといえば」のハーゲンダッツ。
機内限定のキャラメル味。

最初の機内食サービスが終了してから数時間が経つと、間食サービスが始まりました。
ツナサラダパンとドリンクのサービス。

着陸の数時間前には朝食?サービスが始まりました。
もち麦ご飯とホワイトミートソースという異色の組み合わせ。

私は普通に美味しいと感じましたが、中には「この組み合わせが嫌」という方もいたかもしれません。

約14時間のフライトを経てロンドンヒースロー空港到着

特に大きなトラブルもなく機内で過ごしていたらあっという間に到着です。
まとめ|ロンドン線にJALをお勧めする人、注意点
ここまでJL43便のフライトレビューをしてきました。
その中で「こんな人にJALはお勧めできるな」逆に「こんな人はお勧めできないな」ということが分かったのでお伝えします。
それが以下の通りです。
- 高くてもいいから高品質なサービスを受けたい方
- 日本語でやりとりできる安心感が欲しい方
- 直行便でロンドンに行きたい方
- 安さ重視の方(マイルを活用すれば安く航空券を予約も可能)
- 機内から海外を感じたい方

多くの航空会社を利用している私からすると、直行便で日本からロンドンに行ける利便性が一番いいですね。もちろんサービスもですが
一方でこのJL43便には注意するべき点も実感しました。
それは朝の便のためなかなか寝付けないということです。
出発が9:45ということを考えると、体内時計上では基本的には活動時間帯です。
14時間のフライトと考えると、体内時計上は到着間際になってやっと眠くなってくる計算です。

私自身も最初の方は寝付けず映画をずっとみていましたが、機内食を頂いてからは昼寝のような感覚で寝ることができました。
私がやったオススメの対策は以下の通り。
- 前日は寝ない
- 運動をしておく
- コーヒーなどのカフェインを控える
それでも体内時計の調節が気にある方はJALのJL41便(深夜便)をオススメします。
深夜発で機内ではずっと寝ることができロンドンには早朝に到着するので、その後もすぐに活動できるからです。
最後に
日本からのロンドン直行便はANA・JAL・ブリティッシュエアウェイズが運航しています。
JALは1日二便、ANAは最新ビジネスクラスを取り入れた機材で運航しており、各社ロンドン線には力を入れているようです。
今回の記事ではJALの最新機材で運航されているJL43便のフライトレビューをお送りしました。
今回の記事があなたの航空会社選びの参考になれば幸いです。
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